移住するも挫折・断念…向かない人の特徴

地方移住や海外移住と聞くとポジティブな印象を受ける方がほとんどだと思います。

しかし、実際に移住したものの、途中で挫折してしまう方も少なからずいるようです。

では、どのような人が向かないのかまとめてみました。

まず、地方移住に向かない人の途中としては、以下のものが挙げられます。

まず、東京から地方へ移住をした場合ですが、収入がどうしても下がってしまいます。

平均年収や月収などを簡単にまとめてみたのですが、以下のように東京が頭一つ抜けています。

このように収入を下げたくないという方は、地方移住に向かないでしょう。もちろん、自分で事業を立ち上げたり、収入のアテがあるという方は、移住しても問題ありません。

都道府県	平均年収	年収中央値	月収
東京都	612万円	572万円	38万円
青森県	376万円	330万円	23.5万円
山口県	427.2万円	373万円	26.7万円

地方には、東京と違い自然が多いため、虫や爬虫類がそこかしこにいます。

東京では、街中を歩いていても、虫や爬虫類を見る機会がないのですが、地方では、窓を開けて寝ていると、部屋の中に入ってきてしまいます。

虫などを掴み、部屋の外へ逃がすことが出来れば、問題はありませんが、自分で対処が出来ないという方は、地方移住は向いていません。

地方では、電車やバスが主な交通手段となります。

しかし、本数が走っていなかったり、終電が早かったりと不便です。また、目的の場所も駅から遠かったりします。

そのため、会社通勤などを考えると、自動車免許が必要不可欠となります。

もし、自動車免許を持っていない、自動車の運転が嫌いだという方は、地方生活は向いていないかもしれません。

次に、地方では人付き合いの距離感が近く、人によっては不快に思うかもしれません。

最近では、引っ越した際に、隣の家に挨拶をしない方が増えているなど、人間関係が希薄化していますが、地方ではそういったことはありません。

家で採れた野菜などを持って来てくれる方もいますし、お祭りなどの誘いはしょっちゅうです。

そのため、人見知りの方は、その距離感に馴染めないかもしれません。

東京などの都心部では、数分の電車の遅れでイライラする人が多くいます。

もし、あなたがそのようなせっかな性格であれば、田舎暮らしは向いていません。

田舎では、電車の本数も少ないですし、遅れることも多々あります。

心に余裕がなく、のんびりすることが出来ない方は、移住は辞めたほうが良いでしょう。

また、常に何か結果をすぐに求めたい人や効率・スピードを求めたい人には、田舎暮らしは苦痛に感じるかもしれません。

こういったことを聞いてしまうと、自分は田舎暮らしに向いていないと思うかもしれませんが、実際に経験してみないと判断できないことも多いです。

死ぬまでその土地に住むという意気込みではなく、5年などの短いスパンで定住してみるというのも一つの方法です。

また定年まで暮らすのは無理だけど、あと5年ぐらいなら耐えられると考えることも出来ます。

もし、迷っている方は、田舎暮らしの可能性を無くしてしまうよりは、失敗を前提に経験してみてはいかがでしょうか？

移住マップでは、各市区町村の仕事や物件をまとめました。

また、各市町村が行っている移住支援情報などをまとめました。

どこの街に住もうか迷っている方は、メリット・デメリットを踏まえた上で移住を検討してみては？

移住（いじゅう）とは、他の場所に永住することを目的として、ある地域や国を離れる行動です。

人が移住を選択する要因は多くあり、要因は「引かれる」要因と「出る」要因の2つに分けられます。

より良い経済的機会やより良い気候条件を求めることが「引かれる」要因の例として挙げられ、貧困への恐怖や宗教的、政治的差別が「出る」要因の例として挙げられる。