豪雪地帯の為、冬の外の活動がかなり制限されることです。雪の降る日の運転はいつも冷や汗をかきながらしたものです。除雪されている場所にしか駐車できないので、雪の多い年は駐車に困る事が時々ありました。

雪かきも結構大変で、肩が凝り、背中と腕が疲れます。
大雪の年は、自衛隊に来てもらいたいぐらいでした。
雪かきは屋根や木の枝からの落雪に注意しいといけませんし、雪で濡れると風邪を引きます。
せっかく雪かきをした翌朝、また同じ量の雪が積もっていると心底がっかりしたものです。

観光客が意外に多い事も、住んでみて迷惑に感じる事がありました。
桜の時期は観光客が殺到して、交通規制が行われます。普段10分で通れる道が1時間かかったり、自宅前に観光客の車が何台も無造作に停められていて、自宅に駐車ができなかったりと、日常生活に支障が出ます。

周辺に商業施設等がありませんので、敷地内に入り込んで庭でトイレを済ます人も少なくなく、日中は目を光らせなければなりません。
近所の老人ホームの入り口には「部外者のトイレ使用禁止」の貼り紙があるくらいです。

冬はバードウォッチャー達が、自宅方向(裏が山なので)に望遠レンズを向けて何日も観察されていたのも、非常に不快でした。

猟解禁の時期は、県外からやってきた猟師が自宅の10メートル付近で発砲して警察を呼んだ事もありました。
地元の猟師さん達はマナーを守りますが、県外からの人達はそうでもない人がいるようです。

電車が1時間に1本しかなく、乗り継ぎも悪くて、殆ど使う事がありません。
駅に行くのも車です。
駅まで徒歩15分程度とはいえ、辺り一面広大な田んぼで、風を遮る建物がありません。雨が降ると傘をさしても強い風でびしょ濡れになってしまいます。
都市部では商店街などが駅まであって、雨宿りができたり買い物やウィンドウショッピングで距離感が少ないですが、田んぼしか無いと心理的に非常に遠く感じるものです。

とにかく駅が遠い人は遠い。車で向かわないといけなくなる。さらに電車のダイヤも1時間に1本なので非常に不便。終電も京都から帰ろうとすると21時には出ないといけないのであまり長く滞在できない。

最近はあまりないがとにかく雪が多い。除雪車や融雪は通っているがスリップや朝の交通渋滞もよくある。さらに電車も豪雪の影響で止まったり運休したりするので本当に不便。

レストランや娯楽施設が無い。大きなショッピングモールには岐阜県まで行く必要がある。